佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

2022/09/23 活動

こんにちは!太田です。

2022年9月17日(土)~18日(日)に浜松市佐鳴湖の公園で防災体験の”サバイバル防災合宿”を行いました!

9組 23人のみなさんにご参加いただきました。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

きっかけ

みんとみで毎年2回行っていた防災キャンプ。2年程お休みしていましたが、春先に、運営でもある奥谷さんと今年はやろうという話になりまして、定番の菊川の火剣山キャンプ場に貸し切り予約をしようとしたところ、近年のキャンプブームで貸し切りができる日が年内ないとのこと。。。

他のキャンプ場も探しましたが見つからず、それであれば、キャンプ場ではない佐鳴湖公園や廃校のグラウンドなんかどうかな?という話になり、佐鳴湖公園の方はダメもとで富塚協働センターの野嶋さんに相談したところ、公園管理の方ともお話いただき、できることに!

そして、もう一方の廃校の方はわたしの友達経由で相談したところ、こちらもできることに!

ハロウィンキャンプ in 引佐 旧川名小学校

予約できないというピンチの状態から一転。予約できなかったから、新しいチャレンジができてよかったねー。ということに♪

公園管理の方や新しくいろいろな方と知り合うこともできたこともよかったと思いました。

台風の影響で当日朝LINE作戦会議

この日台風が近づいていて、当日朝まで公園でテントで宿泊するかどうかを関係者グループLINEで話し合っていました。土曜は雨も少なそうな予報で、サバイバル防災という面では、雨のキャンプもいいのではという見方もありましたが、公園キャンプ初年度ということもあり、安全面を考慮して、土曜は雨が降るまで公園で活動、夜撤収で、車移動で富塚協働センターに泊まるという案に当日朝10時頃決定。

14時 テント張り体験

テントは初めてという方もご参加いただきましたので、ワンポールテント(ノルディスクアスガルド)と、インナーテント+プライシート型(スノーピークアメニティードームS)を張って体験いただきました。

ペグの角度や自在金具の使い方、風のあるときの仮ペグなども講習。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

16時 食べられる植物を探索

公園の食べられる植物の講座もされている山内さんを講師に、佐鳴湖公園を探索。どんぐりを拾ったり、毒のある植物をおしえていただいたり、新しい発見もあり、とても勉強になりました。

そして、探索で拾ったシイの実を実際に食べてみることに。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

粒も大きく食べ応えがあり、「災害時もおなかを少し満たせそう」など、震災避難の話で皆さんの感想も聞けました。

18時 夕食

雨がもう少し先になりそうな予報でしたので、夕食も佐鳴湖公園にてつくりました。

普段は火気厳禁の公園ですが、特別な許可を得て、ガスコンロでそれぞれ夕食づくり。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

↑カレーの湯銭。湯銭の水も3Lでできるか測りながら、水も少なめで調理。この方は湯銭後の水を給水バッグに移して手洗い用に流用する工夫もされていました。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

蓋つきだと、熱効率もよくすぐにあたたまり、ガス&水の節約につながります。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

「災害時も最高においしいごはんでストレスを発散!」ということで、私は普通のお米を研いで、羽釜でご飯!

カレーはレトルトでしたが、次回は野菜を切るところからやってみてもいいかも、とも。

19時 撤収

そろそろ雨が近づいているという予報のため撤収!

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

20時 協働センター着 寝床の準備

協働センターに到着後、ホールや和室でそれぞれ寝床の準備。

避難訓練ということで、段ボールでもよかったのですが、大人は体重もあるせいか、固いところで眠ると疲れがとれず、腰も痛いため、ゆっくりできるように「インフレータブルマット」を紹介。貸し出しもしてお試しいただきました。

21時 協働センターでゲーム

カード&ボードゲームのアナログゲーム講座もされている奥谷さんプレゼンツ。大人も子供もみんなで楽しめるゲームで楽しみました。

音楽を聴きながら「J-POPでよく出る単語」を取り合うカルタ「狩歌(かるうた)」。音楽のイントロ中はぐるぐる回って場所を入れ替え。なつメロや子供のリクエストで新しい曲なども流して、すごく盛り上がりました。かるたですので、小さい子も意外と強く、大人が意外と弱かったりしてみんなで遊べました。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

他にもゴキブリポーカーやモノポリーも。ゲーム中に話したりコミュニケーションもとれるので、災害バッグにいれておいてもいいかも。

7時 起床・朝食

歯磨きや洗顔、朝食も3Lで。災害時にストレス軽減の効果もあると聞いたので珈琲を淹れました。飲みたいひとからコップ一杯の水を回収。水のロスが少ないサイフォン式で5人分×2回淹れました。砂糖も入れてお子さんにもご賞味いただきました。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

8時30分 カードゲーム

ちょっとした時間も子供ってじっとしていない、、、

そんなときもカードゲーム!みんなで楽しめるゲームを奥谷さんがセレクト!

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

8時40分 防災クイズ

西村さんプレゼンツ。防災クイズ。浜松市で備蓄している防災食は何人分?など、3択で答えられるクイズ。大人も含めて本気で全員参加するも、全問正解者は出ず、、、大変勉強になりました!

9時 みんなで発表!

1)参加理由
2)3L?どのくらい使った?
3)感想
4)うちの防災(備蓄・避難用品・避難場所 とか)

を1家族ずつ発表。5~10分くらい。全員発表なので、1時間ちょっと、、、子供には長かったかな。ごめんなさい。ただ、今回のイベントでのこれが一番のメイン。3Lで足りたかどうかをそれぞれ検証しました。

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

佐鳴湖キャンプde防災体験【サバイバル防災合宿】

実際には土曜の夕飯~日曜の朝食までなので、1食分足りず。。。またトイレなどちょこちょこ水道を使った家族も多かったため断水体験という面では正確ではありませんが、皆さん結構丁寧に水を測ってもらっていて、概ね1人2Lちょっとという方が多かったです。

「夏で暑いときは?」「冬だとそれほど使わないのでは?」などの意見もあり、四季で年4回やろうかとの話も出て盛り上がりました!

「うちの防災」では、「ガソリンは2/3くらいになったら常に給油。車を避難場所に考えている」という方もおり、私も思いつかないよい防災アイデアを皆さんお持ちで実践されていてとても勉強になりました。

西村さんの防災クイズであるように、水一人3L×7日分×家族分といことで、4人家族の場合2L6本入りケースが7箱常備が必要です。今回の防災体験では手洗いに使ったり、夏場の場合は3Lでは足りないということを実感。このイベントの後、早速箱買いで備蓄を増やすという方もおり、とてもよい防災の啓もう活動になりました。

この防災キャンプイベントは定期的に行うことで防災意識を維持し、日々の備蓄用品の確認の機会にも繋げていきたいと思っています。

今回ご参加の皆さん、大変ありがとうございました。次回はぜひお友達をお誘いいただき、みんなで楽しく防災意識を高め、災害に強い町にしましょう!

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